日本で最初の郵趣雑誌(古銭も入っていますが)と言われている『大日本古銭古郵券雑誌』。発行・編集者の名前をとって「ラムスデンの雑誌」と、通称で呼ばれることが多いですね。創刊号は大正2年1月。 その第3号(大正2年3月)に、…
カテゴリー: 郵趣史
ギボンズで偽造手彫切手を紹介
切手関係のYouTubeってけっこうありますが、中でもギボンズは内容の濃さはもちろんのこと、映像作品としてのセンスが高く、感心させられます。日本の郵趣団体も、こうしたクオリティの高いものを配信してほしいのですが、現状では…
『京都寸葉』第81号から
30年近くかけて集めた『京都寸葉』。お陰様で、初期の60数冊を除いて終刊号まで揃えることができましたが、創刊号近くの極めて初期の号を入手するのは、限りなく難しいかも知れません。同誌の評価については様々な指摘がありますが、…
広田芳久・旧韓国コレクション
日本における旧韓国関係コレクションの比較的古い収集として広田芳久コレクションがあり、その内容の極く一部は1975年に『韓国郵趣資料』として公刊されています。 そのコレクションが1976年の広田氏の死後、翌77年4月に金井…
戦時下軽井沢の切手商
毎年訪れる軽井沢。4、5日滞在する中で、軽井沢時間と言いましょうか、時計のいらない、ゆっくりとした時間を家内と2人で過ごします。 アウトレットでの買い物、お気に入りのレストランで軽井沢産のキノコ料理に舌鼓を打つ。そうした…
木村梅次郎旧宅
四代目郵趣手帖のブログで、日本切手の大収集家であった小島勇之助氏の旧宅が、今ではマンションになっていることを紹介しました。 今日、前田晃氏の『きっておぼえがき』をパラパラと捲っていたら、前田氏が木村邸を訪問した時のことが…
沖縄復帰50年
先日、沖縄は日本への復帰50年を迎えました。ということは、僕の切手収集も50年ということになります。 切手を集め始めた小学校2年生の時に沖縄が日本へ復帰し、当時の琉球切手の周辺が何やら騒がしかったことは覚えていますが、カ…
日本郵趣協会代理部葉書通信
4月のスタンプショウで、ワンコインでの入手品。ワンコインと言っても500円じゃないですよ。100円の方のワンコインです。 稲束50銭葉書に東京中央局の風景印が押されているのですが、当時のことで印色が薄いのがちょっと残念で…
名編集長と呼ばれていた大井氏
調べものがあったので、昔刊行されていたJAPEXの入賞作品集を書庫から持ち出して物色。幸い30分ほどで目的は終わったので、ついでに色々と見ていると、78年版のあるページで目が止まりました。 そこに記された作品のタイトルは…
印南博之氏と『つくろうマイアルバム』
昨年末に印南博之氏が、お亡くなりになりました。僕らの世代だと、印南氏と言えば『スタンプマガジン』→『スタンプクラブ』に連載されていた「つくろう!マイアルバム」。 一般的には読者応募の添削コーナーと理解されていますが、当初…