6月1日に米原・魚津間の鉄郵印をご紹介しましたが、今回は同じ北陸線でも、もっと古い区間の米原・小松間の使用例です。 台はがきも前回は菊はがきでしたが、今回は一つ古くなって小判はがき。そして、消印も時刻入型より古い丸一型を…
カテゴリー: 日本郵便史
鉄郵印・米原魚津間
画像は、随分と前に「北陸郵趣の集い」で入手した鉄郵印。消印はフラフラだし、はがき全体の状態も悪かったので、皆さんには見向きもされなかったものですが、それなりに良いデータだったので、有り難く購入したものです。 台はがきは、…
飛脚屋さん
郵便の前身(正確には違いますが・・・)である飛脚。「そう言えば、飛躍屋の店ってどこにあったんだろう?」と、突然思ったので書庫から資料を引っ張り出して、わかる範囲でちょっと調べてみました。 一口に飛躍屋と言っても色々とあり…
終戦直後の配達証明
画像は、終戦直後の配達証明郵便。左下には「書留」と「配達証明」のハンコが押され、中央には配達証明を示す赤線が1本。配達証明は、書留とすることが要件ですから、2つのハンコが押されているわけですね。消印データは、福井県の武生…
郵便線路としての九十九里鉄道
国立公文書館に、『鉄道省文書』と呼ばれる文書群が収蔵されています。これは鉄道省と全国の私鉄各社との間でやりとりされた、申請や許認可事項を中心とした公文書をまとめた簿冊で、明治から戦後までの膨大な量が保管されています。仕事…
円単位立山航空85円
立山航空切手は、子供の頃は憧れの切手の一つ。図案といい、大形サイズといい、しかもカタログ値が高くて子供心を多いにくすぐったものでした。 じゃあ、大人になってから子供心を満たすべく買いに走ったかというと、それは全くなくて、…
帯封・第2次昭和1銭
昨日の記事で、子供の頃から帯封にちょっとした思い入れがあることを紹介しました。高校生くらいまでに入手したのは、現行切手の数種と旧大正毛紙の5厘程度だったと思います。たしか、第1次昭和切手の5厘はおろか、菊の5厘だって伊藤…
軍事航空便の逓送日数
画像は、日中戦争に派遣された部隊の兵士から、金沢市宛に航空便で送られた軍事郵便。航空便料金の30銭が貼付され「第六一野戦/15.7.23」の消印で抹消されています。この時期の第六一野戦局は黄陂に所在していましたが、この黄…
琵琶湖汽船便
画像は、大津発、今津宛の小判はがき。数年前のスタンプショウで、琵琶湖沿岸便というわけで購入したものです。 大津の大形ボタ印は、明治19年3月18日へ便で、今津の配達印は19日い便です。 大津は、琵琶湖運輸の一番重要な基地…
昭和白紙3銭
昭和白紙切手は、うっかりしていると、その存在を自体を忘れてしまいそうになる、なんとも中途半端な切手だと思う。まぁ、発行自体が第1次昭和切手発行までの中継ぎみたいなものだから、それも仕方ない。 画像は、その昭和白紙3銭を貼…