切手入門書には、よく「切手以外の参考書も読みましょう」的なことが書かれていました。例えば、魚木五夫氏の『外国切手の集め方』には、郵趣外文献として「辞書と文法書」「地図」「旅行案内書」「歴史書」が上げられています。 切手収…
カテゴリー: 文献
『日本切手カタログ』
事実上、日本切手の標準カタログとなっている切手商協同組合編集による『日本切手カタログ』ですが、今夏出るであろうと思っていた、2023年7月以降の追録版もしくは全てを採録した親版が出版される気配が全く感じられません。先日の…
『郵便創業120年の歴史』
郵便の歴史について書いた本は何冊もありますが、大きく分けると郵趣家が書いたものと、官が書いたものに分けることが出来ます。前者で言えば、今井修氏の『日本切手一〇〇年小史』がその代表と言えると思いますが、後者の代表例としては…
星名定雄「イギリスの鉄道郵便について」
郵趣において「研究」とか「論文」と称するものは多くありますが、その多く(おそらく9割は超える)は「解説」であり、「研究」や「論文」とは程遠いものであることは、各雑誌に投稿されたされた文章を読めば一目瞭然。今日ご紹介する星…
『郵趣鶏助集』第7輯
日本を代表する古参郵趣会として著名な、日本郵楽会創立70年を記念して刊行されたのが本書で、会員のコレクションから単品で或いはリーフの形で、ご自慢のマテリアルが紹介されています。 既に、多くの方がお持ちだと思いますが、本書…
『FINDS』268号
僕が編集している、北欧切手研究会の会報『FINDS』268号が到着。自分で作っておいて「到着」というのも変ですが、編集完了→JPS事務局へデータを送り印刷→発送担当者が発送作業→配達という作業手順になっているので、編集担…
『東京切手教室』
以前にも、ちょっと話題にした明治スタンプ会の『東京切手教室』。その誌面がこれです。昭和56年10月15日発行号で、毎号4ページの月刊誌。 1〜3ページは、明治スタンプ会が取次ぐ各国の新切手情報で、あとはミニオークションが…
鳴美のカタログシリーズ
分厚い、鳴美の切手カタログシリーズ。実は、いつもは適当に空いたスペースに突っ込んであるので、初めて大集合させてみました。4冊で、厚さ15cm。『昭和切手専門カタログ』は第3次昭和切手までですから、次回の出版は新昭和と産業…
『書留番号表示1963ー』
いつも、いろいろと教えていただく水谷氏から『書留番号表示1963ー』を、ご恵贈いただきました。ありがとうございます。 副題にもあるように「東京ワンフレーム・チャンピオンシップ2024」への出品作品をカラー印刷したもので、…
『関東大震災100年』
昨年のJapexで、オープンクラスからグランプリが出た衝撃を記憶されている方も多いと思います。本書は、その作品の全リーフを収録したもので、オールカラーで1ページ1リーフという、自宅にいながらにしてゆっくりと観賞できる有り…