日本で初めて刊行された切手収集入門書。大正2年の発行で、発行者は和田商店の和田鑄三郎。特に珍本では無いので、郵趣史に興味を持たれている方の中には、お持ちの方も多いと思います。いかにも戦前の本らしい、装丁のしっかりした良い…
カテゴリー: 文献
「在日本外国郵便局」江口彪一郎
戦前に名古屋で『漫歩』という趣味誌が発行されていました。有名な雑誌なので、郵趣史に興味がある方ならご存知だと思います。『漫歩』は総合趣味誌だったので、絵葉書だとか駅のスタンプ、マッチラベルなど掲載範囲は広かったのですが、…
『風景入スタンプ集』
僕が風景印というものの存在を知ったのは、初代『スタンプマガジン』に風景印の特集が掲載されてからのことなので、1973年頃だと思います。その当時は、風景印の図鑑的な書籍がなかった(実際は全郵普から出版されていたが知らなかっ…
『第1次動植物国宝』
JAPEXの企画の1つが「動植物国宝図案切手70年」。非競争出品、競争出品、様々な作品が展示され、近年になく楽しめた企画部門でした。 その中に第1次動植物国宝図案切手は3作品が展示されましたが、水谷行秀氏の作品は、他の2…
『〈JAPEX〉出品ガイドブック』
さてさて、JAPEX直前ですね。切手展で楽しみにしていることの一つが、初出品の作品を見ること。リピーター出品者の内容は大体わかりますから、「あぁ、またね」みたいな感じで特別なワクワク感はありません。それとは逆に新しい作品…
“Printing & Plating the 1958 Currency Conversion Series”
琉球の「米貨単位暫定切手」は、日本では古くは伊藤由巳氏が『JPC』『切手研究』『切手趣味』の各誌に、五十嵐光雄氏が『呉ポスト』誌にそれぞれ寄稿し、また、その成果を伊藤氏は国内展や国際展に、五十嵐氏は国内展に展示されていま…
『Railway Stamps』No.206
鉄道郵趣研究会の『Railway Stamps』No.206 が到着。 今号には、米国の「パンアメリカン博覧会」のSL図案切手について2ページの記事を書かせてもらいました。 目次で数えると、今号は大小合わせて十数人の方の…
『つくろうマイアルバム』
引越の段ボールを開けていたら(まだ引越の後始末中)、こんな本が出てきました。1978年発行の『つくろうマイアルバム』。当時、ジュニアの間では1976年に刊行された『実戦アルバム作り』と共に、よく読まれたアルバム作りの教本…
『FINDS』249号
昼食後、ポストを覗いたら北欧切手研究会の部会報『FINDS』が到着していました。249号です。数年前に、それまでの年6回発行から4回発行に減りましたが、現状を考えると、それも良い判断だったと思います。一時は解散も含めて議…
『郵趣研究』150号
『郵趣研究』150号が本日到着。ということで、PDF版もあわせてダウンロードです。 『フィラテリスト』→『日本フィラテリー』→『郵趣研究』と変遷して、創刊されたのが1992年ですから、早くも27年経つんですね。今、引き算…