スウェーデン切手と言えば、ほぼ100パーセントの人が凹版切手を思い浮かべると思います。特に専門的に収集している訳ではありませんが、僕がスウェーデン切手に興味を持ったのも芸術品とも呼べる凹版印刷、特に毎年発行されていた「観…
カテゴリー: 外国切手
オーストリア・風景と建物(小型)
画像は、オーストリアが1932年に発行した「風景と建物」シリーズ。後ろの方に(小型)と書いてありますが、その前に発行されていた同じ「風景と建物」シリーズが25.5×21.5ミリと大きいので、それに対して21×16.5ミリ…
ネパール・ファーストシリーズの8番切手
画像のリーフ。切手はたった1枚で、あとは図ばかりが目立っちゃって・・・。 リーフに貼られた切手の拡大が下の画像なのですが、赤丸の中をよく見ると印面が凹んでいますね。これはよく知られた定常変種で、クラッチ番号8番のもの。 …
ネパール初期の4 Anna Setting 10
画像は、最近入手の一品。ネパールのファーストシリーズから、4 Anna の第1コーナー田型。なかなか得難いマテリアルです。 ネパールの初期切手の基本は、印刷時期が特定できる Setting の確定にありますが、それを可能…
江戸名所百景「霞がせき」
画像は、ドミニカが1997年に発行した広重の江戸名所百景から「霞がせき」。描かれているのは江戸の正月風景なのですが、取材場所は今は中央省庁が集まっている霞が関の台地の上で、坂道を下った向こうには江戸湾が見えています。 図…
ネパール・2アンナの色違い
ネパールの初期切手の中でも2アンナの電信使用の時代のものは、どうしたことか異常なほどの色調バラエティがあります。それより前の郵便使用の時代でも若干のバラエティはあるのですが、電信使用の時代と比べればおとなしいもの。 下の…
ネパール・2アンナのクラッチ不揃い版
画像はネパールの初期切手から、電信切手期間の2アンナ切手横7枚ストリップ。この初期シリーズは、郵便使用に使われた郵便使用期間と電信開通後に使われた電信使用期間の二つの期間にわかれるのですが、印刷数で圧倒的に後者が多いのは…
ネパール・1961年「こどもの日」
1961年3月1日発行の「こどもの日」切手のシート。カトマンズの民間印刷会社製の凸版印刷です。 版は1面しかないので、単片でもリコンストラクションが可能で、他のページにある単片やカバー貼りの切手ではポジションも注記してあ…
ネパールの1番切手
画像はネパールのファースト・シリーズから1番切手。「ファースト・シリーズなんだから1番切手は当たり前」と思われるかも知れませんが、この切手、セッティングの違いによって何段階もの印刷時期に分類されることから、こうのような言…
ワイルディングの初期切手帳
1952年から発行が始まったイギリスのワイルディング・シリーズ。イギリスだけあって、シートにコイルに切手帳と、どれもがよく使われ発行されています。これが日本だと、伝統的にシート切手ばかりが使われて、コイルと切手帳は手薄。…