10円のマテリアル

僕と同じ年代(1970年代前半に小学生)の人は、
「10円じゃ何も買えないよー」
「ライスチョコレートがある!」
というCMをよく覚えていると思います。
そのライスチョコを製造していた東京産業(略称トーサン)は、1987年に文字通りトーサン(倒産)してしまい、今はありません。

で、今日はチョコレートの話ではありません。
お題は「10円」。
今回のジャペックスで入手したカバーの1枚が下のもの。
お値段は10円でした。

今は「10円でライスチョコは買えませんが、10円でカバーは買えます」。

10円ですから、極めて一般的でどこにでもあるカバーです。
それでも10枚買って100円。
100円と言えば、
「100円でカルビーのポテトチップスは買えますが、カルビーのポテトチップスで100円は買えません。あしからず」なんてCMもありましたね。
懐しいなぁ・・・。

貼付切手は、スウェーデンが1921年に発行したライオン・シリーズの改色5オーレでタイプ1。
これがタイプ2だったら、掘り出し物と言っても良いかも知れませんが、世の中そこまで甘くはありませんでした。
コイル切手の3連貼りで15オーレ料金ですが、これは国内宛書状20グラムまでの基本料金になります。

実はこのカバー、上辺に開封の破れがあったのですが、影響のない範囲で切り取ってしまい、普通に見られる姿になりました。

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