“JAPEX” 来年までさようなら

3日間通ったJAPEXが終って「来年までさようなら」。
今回も多くの方にお会いできて、ありがとうございました。
中には、本ブログの未知の読者の方ともお話しする機会がありまして、こういうのはホントに嬉しいですね。
気ままに20年間(20年ちょうどは来月)、好き勝手なことを書いていただけのことなのですが・・・。

さて、今年のJAPEXは日本切手祭り状態で、そのスジは十分に見ごたえがあり、楽しませていただきました。
もちろん圧巻は震災切手。
出品目録の表紙も震災切手で、先ずこの表紙マテリアルに圧倒されてしまいました。
素晴らしいマテリアルを、拡大画像でありがとうございました。

宍戸氏「郵小判」や、那須氏「日本郵便はがき1873〜1945」に含まれていた未使用の素晴らしさ。
特に那須氏の葉書は「今、郵便局から買ってきました」と言われても信じてしまうような奇跡的な状態の未使用がズラズラっと展開されており、改めて伝統郵趣の基本を再確認したしだいです。

研究会ラウンジでは、「北欧切手の特徴ってなんでしょう?」的な女性の方がいらしたので、実際にルーペで凹版と平版印刷の違いを見てもらい、北欧凹版切手の芸術性を話したところ興味を持ってくださり、凹版切手ばかりをたくさん買ってくださった方が印象的でした。
こういう、ちょっとしたことで興味を持ってくださる方は有り難いですね。
ちょっとしたことが「単なる切手集め」から「郵趣」へと発展するものと思いますし、また、そういう方を大切にしたいものです。
現に、ここ数年の間に北欧切手研究会に入会してくださった数名の女性は、皆さん「小さなこと」がきっかけになっています。

さて、3日間みっちりと遊んでしまったので、明日から締切間際の原稿書きを頑張ります!
って言うか「オマエ当たり前だろ」って感じですが・・・。

“JAPEX” 来年までさようなら」への6件のフィードバック

  1. ああ、部会のブースにいらしたんですね!
    大変失礼しました。気にはなっていたのですが、どなたかわからず躊躇しました。
    ボランティアスタッフで詰めていたのに。
    消印とエンタイアの方にばかり目が行っていました。。あれは売れましたか?

    1. ボタ・ヤマエ さん
      いつも、ありがとうございます。
      『消印とエンタイヤ』は、今日の朝一で売れました。
      「欲しいけど持って帰れない」とおっしゃる方が、会期中に何人もいらっしゃいました。
      大学生の頃(80年代初頭)に初めて入手した時は、10万ほどしていた記憶があります。
      これは、今でも私の愛用本になっています。
      今は叩き売りでも買い手が付くことがなく可哀想なので、売れ残っているとついつい買ってしまいます。
      今までに4セット買っています。
      今日、販売していたものは数年前のジャパンの売れ残り品です。
      もちろん儲けはゼロ円ですが、こうして目に付いて買ってくださる方がいると本も喜ぶと思いますね。

  2. デンマークの赤十字宛て郵便と、第一次大戦の逓送ルートについて質問させていただいた者です。
    4日も部会ブースにおられた方でしたか。気づきませんでした・・・
    ブログ、いつも拝見しています。

    1. イシク・クルさま
      あの時は良い使用例をお見せくださり、ありがとうございました。
      私はスウェーデンを収集している関係で北欧発着便という視点は持っておりましたが、お見せいただいた中継地としての北欧と言う視点はほとんど無く、大きな刺激をいただきました。
      全くお役に立てず、申しわけありませんでした。
      今後とも、よろしくお願いいたします。

  3. 昨日隣のブースからお話しさせていただきました。これからもブログを楽しみにしています。

    1. nickさま
      ありがとうございます。
      いつもコメントをいただいていた方とは存じ上げず、失礼いたしました。
      また、楽しい話しをいたしましょう。
      今後とも、よろしくお願いいたします。

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