昨日は、目白で鉄道例会。
僕のリーフ紹介は、下の画像です。
1992年にドミニカが発行したもので、当時は「よくこんなものを!」とビックリした切手。
言うまでもなく、半分(それ以上か?)は収集家に散財させるために発行したような切手ではあるのですが、それならばもっと派手な題材を選ぶのが常套手段。
ですが、選ばれたのは『ペリー提督日本遠征記』からの挿絵です。
リーフ画像では「どこに鉄道?」と思われると思うので、拡大してみました。
ちゃんと、機関車があるでしょ。
この題材となった挿絵は、ペリー2回目の来航時に幕府が用意した横浜応接所(今の神奈川県庁の辺り)で、披露された蒸気機関車模型を開梱している場面。
横浜応接所の隣接広場に1周約100メートルほどのレールを敷いて、1/4スケールの蒸気機関車と客車の模型を走らせて見せています。
模型は米国のノリス汽車製造所という有名な車両メーカーに作らせたもので、石炭を炊いて走らせる本物に近い模型でした。
この模型は、ペリーから幕府へ献上され、江戸城内の蔵で保管されていたのですが、幕末の失火による火災で燃えてしまいます。
こんな地味な題材を選んでくれたことに、ドミニカには感謝ですね。
郵趣品で日本鉄道史を語る上で、重要な切手なのです。
恒例、例会のあとの飲み会は、5人の参加で目白の寿司屋「う月」へ。
前日に引き続き、2日続けての「う月」。
例会より、こっちの方が楽しいかも・・・。
鉄道例会では、たいへんお世話になりありがとうございました。
今回のリーフ作成の裏話が面白かったです。例会出席者でなければ、聞けない楽しいお話でした。久しぶりに荒井誠一編の「世界切手総図鑑」を開いて確認しました。今後ともよろしくお願いします。
吉田 さん
いつも、例会の仕切りをありがとうございます。
吉田さんに仕切っていただくと、殺伐としなくて良い感じです。
10月のリーフをどうしようか?
と、ただいま考え中のところ。
次回も、またよろしくお願いいたします。