20円松ミニパックのリーフから

第3次ローマ字入り20円。
僕が小学生の頃に、一部ジュニアの間でブームになった切手でもあります。
10円鹿と20円松しか集めないということで、「マツ・シカ坊主」なんて揶揄されていたものです。

その頃の僕自身はというと、あまりに普通すぎる切手だったので全く興味を持たなかったし、JUNEXでの展示作品を見ても「なにが面白いのか??」とさえ思うほど。
それでも多少集める気になって来たのは、大人になってだいぶ経ってからのことですね。

ただし、切手帳とミニパックだけは発行形態が違っていたし、どこでも買えるものではなかったので、ちょっとした特別感があったので、小学生の頃から好きでした。

画像は、そのミニパックの完貼り使用例。
一部の切り取り使用は時々見ますが、ペーン丸ごととなると、いつでも買えるものではありません。

貼られているのは、20円×10枚(ペーン完貼)=200円と、バラで20円×2枚、10円×1枚の合計250円。
「小包」のハンコが2ヶ所押されているので、小包扱いであったことがわかります。
名古屋から福井宛は第一地帯なので、消印の1974年2月27日だと1キロ超、2キロまで料金であることがわかります。

郵趣家便ではない、自然な使用例として気に入っているマテリアルです。

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