1982年1月、フランスの通常切手がサビーヌからリベルテに代わりました。
画像は、そのリベルテを多数貼った使用例ですが、僕はこういうのが好きですね。
変に1枚貼りだけにこだわる人がいますが、リーフに貼ったときや切手展でフレームに入ったときの見栄えは、多数貼りの方が圧倒的に目立ちます。
もちろん、集め方の好みのことですから好きな方で良いのですが。
このカバーには、額面で見ると10サンチーム、70サンチーム、4フラン、10フランの切手が貼ってあります。
そうすると「じゃあ、どの額面で整理すれば良いのさ?」となるのですが、僕の場合は最も多く5枚が貼ってある10サンチームの使用例として整理しています。
端数額面用の切手の使用例としても最適かと。
計算すると貼ってある切手は19フラン20サンチーム。
裏面には配達証明用のラベルが貼ってあるので、それが4フラン40サンチーム。
それに書留料金が11フラン70サンチームになりますから、特殊扱い料金の合計が16フラン10サンチームになります。
合計金額から特殊扱い料金を引くと3フラン10サンチームで、この料金は不急郵便の50〜100グラム料金に一致します。
そうそう、最初に書かなければいけなかったのですが、消印データは Pelissanne 1984年2月7日 → Marseille 2月9日。
ということで、この時期の郵便料金は1983年6月1日~1984年6月30日の期間になります。