余りにも地味な存在の定時印刷物帯紙。
まぁ、知らない人がほとんどだと思いますが、明治17年4月29日の発行で、時は小判切手や小判はがきの時代ですから、なんとはなく似た感じがします。
この帯紙、古い文献を遡っていろいろと見ても、色調は藍色(もちろん文献によって表現は違いますが)ただ1色。
上の画像の色がそれです。
ですが、見ての通り明瞭に異なる薄い色が下のもの。
読者の中には「退色したんじゃないの」と言わる方がいそうですが、下の色は切手商の在庫の中に何枚もあったものなので、それなりに意味のある存在だと思いますが、いかがでしょうか?