旧小判2銭紫の4枚貼り書留便

小判切手で2銭と言えば、旧小判のオリーブと紫、そして新小判の紅。
オリーブの方は初期の小判切手として、新小判の紅は誰もが知っている面白さがありますが、それに挟まれた紫はジミ〜な存在。
ですが、普通の収集家にとっては多数貼りが意外と入手しやすいと思います。

画像は、重さ2匁までの書状基本料金2銭プラス書留料金2銭の8銭料金。
この料金だと、4銭の2枚貼りもよく見かけますね。

消印は、福井局のKG型で日付は2月23日なのですが、肝心の使用年がわかりません。
使用年がわからないと、使用例としての価値も半減。
しかも、木綿紙の目打10と来たら極めて普通すぎて、こちらの方でも面白くありません。

それでも、木綿紙の単片リーフの次ページに使用例として突っ込んでおくと、一使用例として役立ちます。

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