西ドイツが、1977年に発行を開始した通常切手シリーズの中から30pf。
このシリーズは、コイル切手と切手帳で発行されていますが、以前にも紹介したように連刷切手帳が面白いシリーズです。
下のリーフは、30年ほど前に買った紙付切手からせっせと水剥しした切手で作ったリーフ。
たぶん、1リーフあたりのコストは100円か、それ以下だと思います。
リーフの最初にいきなり裏返しの白紙ですが、これはコイル切手の裏側に印刷されているコントロールナンバーを見せるためなのです。
コントロールナンバーは糊の上に印刷されているので、普通だと水剥しすると消えてしまうのですが、こうして残って見えるばあいがあります。もちろん番号の完読はできないのですが、コントロールナンバーの位置であったことがわかるので、他の切手とは別扱いをしているわけ。
下は切手帳で、上辺・下辺がストレートエッジになった縦ペア、上下の各単片で構成してあります。
とりあえず1リーフにまとめることが目標だったので見栄えは悪いのですが、処分するような切手でもここまでは出来ますという意味で、ご覧いただければと。