種まき25サンチーム1枚貼

1907年発行の、種まきシリーズ25サンチーム切手の使用例で、消印データはパリ1923年3月12日。
宛地はチェコスロバキアです。
この切手、もともと発行された当時は15グラムまでの外国料金用だったのですが、発行後に重量区分や料金の改正があり、この時期には重さ20グラムまでの外国宛基本料金になっていました。

ごく普通の、どこにでもある使用例なのですが、たまたま入手したのが大きめの図体をしたもので、リーフの収まりがよくありません。
カバーの大きさが、横19センチ、縦12センチもあるので、ボストークの穴あきリーフだと横がギリギリの大きさです。

リーフに貼られた状態で入手したのですが、前所有者は90度回転出せて縦長に貼っていました。
そうすると、確かに収まりは良いのですが、そのような整理はなるべく避けたいもので、やはり、マテリアルは可能な限り正位置で整理するべきでしょう。

もっとテキストの書き込みが出来れば下部の空白も埋めれるのですが、あいにく普通のありきたりの使用例なので、それもありません。
図体ばかりでかくて、切手は1枚だけ。
見て、面白いリーフではないですねぇ。

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