画像は、ワイルディング・シリーズの中から、4 1/2dの1枚貼り。
Cambridge 局1959年2月9日の機械印が押され、オーストラリアへ宛てられたもの。
英連邦諸国宛の平面路便は、1959年2月9日から重量1〜2オンス料金が4 1/2dに改訂されたので、本品はその初日使用ということになります。
ですが、今日の話しはこのことではなくて、カバーに押されている菱形のハンコのこと。
このマーク、時々イギリスのカバーに押されているので、収集品や切手展の作品などで見たことがある方も、いらっしゃるのではないかと思います。
このマーク。
「センサスマーク」と呼ばれるもので、”censun mark” と書きます。
これは、郵便局で取扱数調査を行った際に、カウント済の郵便物に押されるハンコなんですね。
数えるのは、消印と同時に押印機で行われるそうです。
昔は「何だろうな?このマークは」と、思ったものです。