アメリカ切手には「赤の5セント」という有名なエラー切手がありますが、ネパールには「赤の2Paisa」という有名な刷色エラーがあります。
ただし、こちらは切手ではなく切手付封筒です。
それが、下のリーフ。

上の赤色印面の封筒がエラーで、本来ならば「赤の8Paisa」になるはずでした。
ところが刷ってみたら、刷色は正解でしたが、額面がこともあろうか2paisaに。
この間違えた印面の正体は、下の葉書。
リーフでは参考資料として、葉書も入れて「間違えたのは、この葉書の印面だよ」と説明してあります。
その拡大画像を下にお見せしますが、違いがわかりますかね?

ヒマラヤ山脈の上にシバ神を描いた図案は共通ですが、違いは額面部分。
黒矢印で示した所を見ると、左2枚は同じですが、右だけ異なっています。
印刷されたのは、1950〜51年の間で詳細はわかっていません。
このエラーが初めて報告されたのは、1971年の “Postal Stationery” 誌上ですが、そこでは「郵便局は、この間違いに気付いて販売しなかった」としています。