スウェーデン・鉄道事故郵便

昨年、長年探し求めていたスウェーデン・グスタフ6世の列車火災の事故郵便カバーを入手しました。
そのカバーの存在を知ってから、四半世紀を経て入手したものですが、そのくらいのマテリアルになると公開の時期というのがありますので、追って相応しい時期に、相応しい見せ方でお披露目いたします。

それから数ヶ月を経て、偶然にも2通目の事故カバーを入手。
不思議なもので、こうしたことは続くものですね。
今回入手したのは、最初に入手したものとは異なり軽量級マテリアルなので、ブログネタにはちょうど良い感じです。

貼付料金の25öreは、書状基本料金で Bastad 局1954年9月5日の消印で抹消。
そこからストックホルムへ向けて鉄道郵便で運ばれていたのですが、なんと逓送中に列車が事故を起こしてしまい、手紙が損傷したり配達が大幅に遅延してしまいました。

それを示したのが、カバー上部の紫印で「この郵便物は Rorvike で1954年9月6日に発生した鉄道事故により損傷し、遅延しました」と記されています。

本カバーは損傷していないので、事故郵便物としては良い状態ではない(事故郵便では適度な破損が最上の状態)のですが、この証示印のおかげで事故郵便であることがわかります。

さて、冒頭でちょっとだけ記した未公開カバーの方は、列車火災によるカバーの程よい焼け加減が素晴らしく、この種のカバーとしては最良の状態のもの。
対して、画像のカバーは事故郵便としては二級品であると言えます。

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