切手収集を続けていると、余り物が多量に出てきます。
そんな余り物利用の一つとして、画像のようなリーフを作ったことがあります。
昭和切手のアルバムの1ページ目は、未使用単片で作った顔見せリーフ。
すなわち、カタログのように低額面から高額面へと1種1枚を並べたもので、このリーフでは一覧性が最大のウリだと思います。
その後に続くのが、発行日順に並べたリーフで、これは余り物の再利用として、チョロ消しの使用済で作ってあります。
この発行日順並びのリーフは、額面順に並んだカタログでは理解しづらい、歴史的な流れを理解するのにちょうど良いリーフ。
特に、入り乱れて発行された田沢、富士鹿、風景切手でこの発行順のリーフを作ると、その流れがよくわかるので絶対にオススメ。
そして、昭和切手では下のようなリーフも作っています。

左が第1次で、右が第2次。
昭和切手では、印刷方式に幾つかの方式が見られますが、このリーフはそこに着目したもの。
第1次のリーフでは上2段(10種)が凸版で、下3段(9種)が凹版。
第2次のリーフでは1から4段目(15種)が凸版で、最下段(2種)が凹版です。
この2枚のリーフで、昭和切手の性格の一側面を見ることができるので、余り物でもそれなりに面白いリーフだと思っています。