画像のリーフは、ウン十年前にスウェーデン切手を集めはじめた頃に購入した、ボストークの図入りスウェーデン切手アルバムからの1ページ。
このアルバムも、今や絶版となって久しいので、ちょっとした貴重品になってしまいました。
上半分が低額面の数字図案で、下半分がグスタフ6世シリーズのタイプ1。
そして、いつもだとグスタフ6世シリーズに話しが走ってしまうのですが、今日は上半分の数字切手の話になります。

数字切手にしろ、グスタフ6世にしろ、コイル及び切手帳の単片使用済でしたら入手に苦労することはなく、あっという間に揃ってしまいます。
ところが、リーフ上半分の切手帳のタブ付きとなると、話しは変わってきます。
普通の利用者にとってタブなんてものは切手ではない、単なる邪魔者。
なので、多くのばあい切り捨てられる運命だったと見え、真面目に探すと驚くほど入手には苦労します。
また、タブではない、他の額面との連刷切手もあるのですが、こちらの方は入手が比較的容易です。
図入りリーフでは、タブの種類や位置の違いによって4枚貼るスペースがあるのですが、取りあえず揃えることができています。
画像リーフのように、この4種をきちんと使用済で揃えている人は少ないと思います。
もちろん、未使用でもあるのですが、未使用は駄物で瞬時に揃えられるので、全く威張れません。
使用済切手のカタログコレクションをバカにする方が時々いらっしゃますが、使用済の特性により、未使用より遥かに入手に努力が必要なものもあるのです。