画像は、スウェーデン・グスタフ6世タイプ3の45öreコイル切手のリーフ。
もちろん、ミニペックス用です。
グスタフ6世も、ここら辺になると気が利いたカバーも無く頭を悩ませるのですが、そんな中で「おー、これがあったか!」と、リーフの中から見つけ出したのが、このカバー。

単に普通の国内宛カバーですが、抹消印があまり見ないタイプなのです。
何の消印かというと、この消印は消印漏れ消印。
日本だと小さな三文判サイズですが、スウェーデンのは大きくて立派。
拡大画像にすると、こんな感じです。

ちゃんと局名が入っているところが嬉しいのですが、贅沢を言わせてもらうと「年月日を入れて欲しかったなぁ・・・」と。
上部に半円に並んでいる文字はスウェーデン語で「破棄」という意味ですから、消印漏れには意味的に相応しいのでしょう。
この消印は、有るようで無くて、決して威張れるような性格のマテリアルではありませんが、C級品マテリアルとして珍しいかと。