図入りアルバムの良いところは・・・

画像は、戦前ドイツの図入りアルバムからの1ページですが、正確に言うと、公用切手の1923年発行のページ。
ご覧のように、あと2枚まで埋まりました。

専門収集以外のところは、図入りアルバムの穴埋めをポチポチと、細く、長く続けています。

図入りアルバムには、皆さんもご存知の通り、良い点もあれば悪い点もあります。
そうした中で、僕が一番図入りアルバムで評価しているのは、図入りアルバムがなければ然程興味を持たなかったであろう切手にまで、気を使うようになること。

例えば、上の画像の公用切手ですが、カタログでは目立たないように後ろの方に載っているし、郵便局で売っている切手でもないので、自然と興味が湧かない切手であると言えます。

ですが、図入りリーフの穴を空けておくのは気持ちが悪いので、必然的に収集することになります。
収集すれば、やはり「どんな切手かな?」と、多少なりとも興味が出てくるのが収集家ですから、決して深くはないですが、アウトラインくらいは知ることはできます。

僕にとっては図入りアルバムの穴埋めは、当該国の切手全体を俯瞰して知るのに欠かせない存在なのです。

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