先日配本された “Gibbons Stamp Monthly” 9月号。

今号には、スウェーデンのネパール切手収集家である Christer Brunström 氏による、ネパールが1949年に発行を開始した通常切手、ピクトリアルシリーズの解説が2ページだけでしたが掲載されていました。
あと興味深かったのは、”THOMAS RIDPATH 1850/51-1900″ という記事。
19世紀後半に活発に活動した切手商人の紹介なのですが、この人、昨日話題にした英領ギアナ1セントをフェラリに売却した商人なのです。
記事の趣旨は、そこがメインではなく、どうのような商人で、どのような商行為を行っていたのかということを数々の資料で解説したもの。
ある意味、だからこそ面白い記事でした。
“Gibbons Stamp Monthly” は30年以上の購読歴がありますが、発行元が発行元であるだけに、話題が豊富で常に新鮮な郵趣誌であると思います。