ネパールの Sri Pashupati シリーズの低額面には、最初期の40枚構成シートと、それ以外の36枚シートがあります。
画像のリーフは、8 Pice 初期のPrinting No 2なので、40枚構成。
40枚シートだと縦方向がリーフの高さにギリギリなので、タイトルやテキストを書く余裕がなく、仕方がないので、書込は90度回転させてあります。
大判リーフを使えば解決する問題ですが、あれは普段は使いたくないし、伝統郵趣のばあいカバーを2枚貼ってもレイアウト上、あまりよろしくないリーフだと思っています。
20年以上も前になりますが、全日展で使って失敗しました。

このシリーズのばあい、Printing No はシートマージンにある銘版で区別をするので、その結果を表にして示しています。
このシリーズの専門コレクションがシートだらけになってしまうのは、この左右の銘版が揃っていないと分類ができないためであり、逆にそこが示せないコレクションはつまらない内容で終わってしまいます。
この8Pice のPrinting No 2は、希少性が高く、本シリーズの専門収集家のコレクションでも収まっている人の方が少ないようです。
僕の蔵品は、クリスティーズが1996年に売り建てたネパールコレクションからの入手品。