毎年、この時期になると著名中国切手収集家でいらっしゃる某氏から、たくさんの筍をいただくのですが、今年も先日いただきました。
田舎のご実家の山で取れるそうですが、なんと奥様が灰汁抜きまでして送ってくださるという、神のような方。
今年は昨晩、初ものということで筍料理の王道である筍ご飯、筍の吸い物、筍と生麩と鶏肉の煮物をいただきました。
これから、日を空けて4〜5回は各種筍料理を楽しみます。
ありがとうございました。

と言うことで、日本切手で筍といえば、この切手ですね。
1981年6月発行の「近代美術シリーズ」第10集からの一枚で、福田平八郎「筍」。
所蔵は、日本画専門美術館として有名な、東京広尾の山種美術館。
最近では、昨年の秋の特別展「福田平八郎✕琳派」展に出品されていたので、見られた方がいらっしゃるかも知れません。

小さな切手では、この作品の本当の良さは全く伝わらないと思います。
実物のサイズは大きく、縦は1メートルを越えていると思いますが、そんな大画面の背景にシンプルに竹の葉を散りばめ、そして主題の筍をニョッキリと二本だけ描いた迫力のある作品。

切手収集家ならば、ぜひ一度ご覧頂きたい作品です。

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