ちょいと気になった郵趣用語があったので、数種の郵趣辞典を書庫から引っ張り出してきました。
用件が済んでから『ギボンズ郵趣用語辞典』を捲っているうちに発見したのが、下の画像のカバー。
スキャニングの関係で、肝心のノドの部分が歪んでしまって申しわけないのですが、差出人は “JAPAN PHILATELIC CO LTD” 。
おわかりですね。
このカバーは、郵趣サービス社の差立。
住所も杉並南局の同社私書箱になっています。
そして、宛名はスタンレー・ギボンズ社ですから、自社宛の郵便物を図版として掲載しているところが、なんとも微笑ましい感じがします。
ところで、肝心のこのカバーが掲載されていた項目は “BAR-CODE STAMPS AND LABELS” でした。
本書は、世界中で愛読されているベストセラーですから、そのような辞典の図版に使われているとは、単純にちょっと嬉しい発見でした。