乃木2銭の紛来便

乃木2銭の2種便。
駄物中の駄物です。
なので、少しは変わった使用例が欲しいので、第1次昭和切手のバインダーに、こんな使用例が綴じられています。

鹿児島から大分県の中津へ宛てたものですが、鹿児島局のデータは下記のとおり。
抹消の標語部は「八月一日/物の/国勢調査」。
そして、日付部は昭和14年8月1日の午後0ー4時です。
標語に示された日付と、日付部の日付がピタリと一致しているところが、遊び心としては嬉しいですね。

そして、左下の黒々とした櫛型印は、臼杵局の昭和14年8月1日午後8ー12時。
これが紛来印。

宛先の中津は、日豊本線上にあります。
主要駅で示せば、鹿児島→宮崎→大分→中津という順番で、紛来印の押された臼杵は宮崎と大分の間になります。

この葉書は、鹿児島局で間違えて臼杵局行きの郵袋に入れられてしまったようです。
本来、鹿児島から見て大分以遠は、18時10分の門司行きに搭載されるのですが、大分までは14時48分の大分行きに搭載されるので、臼杵は20時25分になり、そのため臼杵の紛来印は「后8ー12」になったわけです。

これが本来搭載される門司行きに乗せられ、臼杵駅での単なる郵袋の下ろし間違いだと仮定すると、同列車は午前3時20分着なので、紛来印が「8月2日/前0ー8」になるはずで、ここから区分時の間違いであることがわかります。

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