昨夜は、亀戸大根の会の例会日。
雑談有り、真面目な話有りで、いつもながら有意義な2時間半でした。
その中で米国のプライベート・パーフの話しから、メータースタンプや電報に話しが飛躍したのですが、某氏から米国初期の電報について、実物を見ながら解説をいただき、その背景を興味深くお聞きしました。
この会は、各分野の専門家の方が参加されているので、本題から派生した話しでも、そのまま話題が繋がって行くのがよいところだと思っています。
そのような話題に影響されて、今日は下の画像を貼り付けました。
「なかなかの物でしょ?」
と、聞いて頷いてくださるのは、かなりマニアックな方だと思います。
メータースタンプというのは、郵便の機械化、郵便システムの合理化と密接な関係を持っています。
日本での正式採用は意外と新しく、1950年に東京中央郵便局において外国郵便用として採用され、その2年後には一般郵便物用、翌1953年には国内宛小包用として複数の郵便局に配備され、少しづつですが広がって行きました。
そこで、下のメータースタンプですが、これは初期メータースタンプの一群に含まれるもので、米国のナショナル計器社製のN1900型。
それらの中で、タイプ2と呼ばれるもの。
この機械から出た証紙の特徴は一番下の(A)にあり、これより前のタイプ1には、この表記がありません。
(A)のほかに、(B)と(C)があり、これは機械の個体を識別する記号だそうです。

下の画像は、その裏側。
このメータースタンプは未使用なので、裏糊もよくわかるかと思います。

我々が普通メータースタンプとして思い浮かべるのは、切手にも似た一般的な厚さの用紙だと思います。
ですが、画像のメータースタンプの用紙は分厚いのです。
どのくらい厚いかと言うと、駅の券売機から出てくる裏が磁気になっている切符、あれよりも更に厚いですね。
この分厚い用紙も初期の特徴なのでしょう。
メータースタンプは切手と違い、集める方が少なく、僕だって特に集めているわけではありません。
たまたま入手できれば、拾うくらいですね。
ですが、希少性0から、今回ご紹介したなかなか得難いものまで「山有り、谷有り」なので、郵便の歴史の一側面を語るものとして収集すると、歯ごたえはあるし、面白いテーマだと思います。