スウェーデン・グスタフ6世25オーレ

11月末のミニペックス用の作品、予定より半月遅れで進行中ですが、作り直しが幾つも出てくるので、実際は作っても作っても後退中、みたいな変なことになっています。

さて、画像はタイプ3の25オーレ切手帳の中から窓口用。
グスタフ6世のばあい、初期を除けば切手帳は伝統的な窓口販売用と機械販売用があり、仕様が異なります。
窓口用は、切手の枚数が多くて表紙はペラペラ。
機械用は、切手が少なくて表紙は厚紙です。

集めて楽しいのは、製造上の要素が複雑な機械販売用で、機械切手帳だけを扱った専門書が出されるほどです。
対して、窓口用は地味な存在。

その地味な窓口用ですが、表紙のパターンを示したのが画像のリーフ。
左2冊が初期のもので、その後に発行されたのが右端のもの。
初期は表紙の色によって2種類に分かれるのですが、オリーブ・グリーンからシナモンへと変遷します。
上記の3種類でコンプリート。

面白いのは左端の切手帳で、買った人が購入日を正式に残すために、表紙に日付印を押してもらっています。
その日付は発行初日。
スウェーデンでは、こんなことをしてくれるのですね。

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