刊行から50年

ひと月ほど遅くなってしまいましたが、今年7月で『正しい切手の集め方』が刊行50年になりました。
僕が本書を買ったのは、藤沢の江ノ電百貨店に入っていた有隣堂であったと記憶しています。
有隣堂というのは、神奈川随一の書店であり、藤沢駅前には江ノ電百貨店と名店ビルの2つの店舗を持っていました。

著者の魚木氏は、それより以前にホルヌンクの訳本『図解切手収集百科事典』を出版しており、同書の出版が本書執筆の直接的な動機になったと語っています。

内容はもちろんのこと、実はこの本は表紙が良くて、このデザインと配色は、今でも立派に通用すると思います。
例えば、書店で平積されていると、思わず手に取ってしまうような表紙とでも言いましょうか。

50年前の夏休みは、本書を読み、万国切手博覧会と全国ジュニア切手展を参観。
そう言えば、中学受験を見据えて塾通いを始めたのもこの年だったかな。
あとは、3歳から通っていたピアノ教室。
こうして見ると、小学5年生にしては意外と忙しい夏休みだったような・・・。

これらを振り返ると、切手は今まで続いています。
ピアノの方はと言えば、中学、高校とバンドを組んでキーボードを弾いていたので、それなりに繋がりました。
一番どうにもならなかったのは、塾かな・・・。
親には申し訳ないけど、塾代、模試代が一番捨て金だったかもです。

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