スウェーデンが1966年2月18日に発行した、「世界スケート選手権大会」切手帳。
同じ切手帳が、3リーフに渡りズラズラと並んでいますが、それぞれ意味があるので重品ではありません。
1と2リーフ目は、正マウント切手帳。
正マウントと言うのは、耳紙が上について綴じられているものですね。
そして、1リーフ目は白耳紙(左)とシリンダー番号1(右)のもの。
白耳は普通のもので、最も冊数が多く、市場に存在する大部分がこれ。
シリンダー番号は、凹版輪転用のシリンダーに半筒状の実用版2枚を取り付けるので1と2があり、1リーフ目はシリンダー1のもの。

2リーフ目はシリンダー番号2で、左はシリンダー番号のみですが、右はシリンダー番号と印刷管理のための係数番号も入ったもの。
両方が印刷されたものは、切手帳二百数十冊(だったかな?)に一冊の割合です。

そして3リーフ目は、逆マウント切手帳で、耳紙が下にあるものです。
両方ともにシリンダー番号2ですが、右は係数番号も入った少ない切手帳。
しかも、逆マウント自体が正マウントより少ないので、逆マウントのシリンダー番号と係数番号入りは希少性で言うと切手帳で一番少ない組み合わせになります。
逆マウントのシリンダー番号1が未入手なので、それを入手すると4リーフになりますので、フレームで言えば横1列に揃います。