ネパール・最初の航空書簡からType 4

昨日に続いて、ネパール最初の航空書簡ですが、今日のはType 4。
縮小されたリーフ画像で、「Type1」だ「4だ」と言われたって、当ブログをご覧の中で何人の方がわかるでしょうか・・・。
自分の予想としてはゼロだと思います。

そこで、解説用に下図を作ってみました。

1の四隅の部分は、Type1は飾りがなく、Type 4では飾りが有ります。
2では、ネパール語の “नेपाल” の最初の文字位置が、Type1では英文 “NEPAL” の “E” と “P” の間に位置し、Type 4では “P” の真下に位置しています。
3の宛名欄は、Type1では15.5ミリの高さであるのに対して、Type 4では19.5ミリと高くなっています。

便宜上、Type1と4の違いを紹介しましたが、Type2、3も全て着目点は同じで、要は各項目の違いの組み合わせで、タイプが決まるわけです。

タイプ 4 の発行日は不明ですが、1959年7月29日付のニューヨーク宛の書留便が知られています。
僕の手元には、古くから知られていた1959年10月1日の記念押印のものがあります。

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