グスタフ6世・三軍のリーフ

僕のスウェーデンのコレクション、特に戦後のものには以下のカテゴリーがあります。
一軍・・・切手展向けに、それなりに整理したもの。
二軍・・・未使用のコレクションとして、一般的なレベルで整理したもの。
三軍・・・処分品レベルの重品を再利用して構成したもの。
番外・・・使用済のみで作られたコレクション。

それで下の画像のリーフは、重品の再利用である三軍のリーフ。
この三軍のリーフは、それぞれの切手で重品の形態が異なりますから、リーフを集めてズラリと並べても統一感は全くありません。
あくまで「処分するのはもったいないから、リーフでも作ろうか・・・」レベルのものですから。

画像の、6枚ブロックの切手帳ペーン。
この大きさだと、イギリスやアメリカ切手だと完形のペーンに見えると思いますが、スウェーデンの窓口切手帳は20枚構成ですから、そこから切り取った一部分にすぎません。

この20枚ペーンというところが厄介者で、当然ながら開いた形ではリーフからはみ出てしまいます。
ですから切断した形、例えば半分の10枚にするとかで集められることが多く、こうした切断されたペーンが普通に存在するわけです。

特に専門コレクションではなければ、更に小さな形であるペアで集めることも、ごく普通に行われています。
上のリーフのばあい、せっかくブロックで残っていたので、6枚ブロックのまま再利用です。
それに、完本の切手帳も余分にあったので、表紙と裏表紙を見える形で置きました。

重品だからといって処分する前に、せっかくなのでこんなリーフを作るのもコレクションにはプラスではないかと。

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