西ドイツ・12世紀の建物シリーズ2次

昨日は、第1次(小型)を紹介したので、今日は1966年1月から発行が始った第2次(大型)。
例によって画像は、図入りアルバムからの1リーフですが、上段1列目は「ブランデンブルグ門」シリーズなので、「12世紀の建物シリーズ」は2列目以下になります。

昨日、1次と2次は「似て非なるもの」と紹介しましたが、それは以下の理由からになります。
印刷方式:1次は凸版(10pf〜20pf)と凹版(40pf〜80pf)。2次は全種が凹版。
印面サイズ:1次は18.5×22.5ミリ。2次は19×24.5ミリ。
と、印刷方式も大きさも異なるからになります。
ご覧になってわかると思いますが、表現方法も異なっているので切手としての印象は全く違います。
実際、2次の方は堂々としていて「こんな通常切手なら使いたくなる」という印象を持ちますが、1次の方は「どこにでもある普通の切手」という感じですね。

1次では発行されたコイル切手と切手帳は、2次では発行されませんでした。
印面の大型化と関係があるのでしょうか?
サイズが違えば、機械の規格に合わないでしょうし・・・。
それに、リーフ1段目の「ブランデンブルグ門」シリーズに切手帳もコイル切手もあるので、特に発行する必要も無かったのかも知れません。

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