先日、ネパール・セカンドシリーズの刷色エラーを紹介しましたが、こちらが正常な刷色のもので、Printing No も同じ1。
このシリーズの Printing No の特定にはシートマージンが必要なので、どうしてもシートをズラズラ並べることになります。
過去の全日展や Japex に出品した作品をご記憶の方なら「確かに」と、思われることでしょう。

シートで厄介なのは「リーフ上にどのように展開するか?」ということ。
シートの高さが、ボストークやゴッドンサイズのリーフだとカツカツで、テキストどころか見出しでさえ書き込めないのは、ご覧の通り。
そこで、整理用リーフなら「仕方がない」とあきらめて、見出し等は余白に横向きにして書き込んであります。
左下の表は、Printing No を特定するために重要な要素である、シートマージン内にあるテキストの測定データです。
必要最低限の見出しと表を入れると、上下左右ともにリーフに対して目一杯な状態。
こんな方法しか無いので、美しくはありませんが仕方ありません。