ネパール・初期葉書のデザイン

部屋の中で、体長6〜7センチのヤモリを発見!
ですが、すばしっこくて捕獲できず、どこかへ隠れてしまいました。
なんとか捕まえて外へ逃したいのですが、なにかよい手だてはないでしょうかねぇ・・・。

えー、画像のリーフはネパール初期葉書アルバムの3リーフ目に綴じてあるもの。
初期葉書は、一見するとちょっと変わったデザインにも見えるのですが、そのデザインがどこから来たのかと言うと、英領インドが1879年に発行した葉書なのです。
それを解説したリーフが、これというわけ。

ランジャナー文字で書いてあると、なんとも特殊な感じがしますが、訳すと単に普通のことが書かれているにすぎないことがわかります。
詳しくは、下のタイトルをクリックして記事を参照してください。

多角形の変わった形に見える印面デザインも、西洋化が進んでいなかった当時のネパールでは、アバウトな外形デザインになるも、これが精一杯な書き写し。
そして、印面にはヴィクトリア女王像の代わりに、ネパールの王剣を組み合わせたものを入れてあります。

ネパールで葉書が発行された事を最初に報じたのは “Philatelic Record” 1887年11月号ですが、より詳しく様式を伝えたのは “Le Timbre-Poste” 1887年12月号でした。
そして、そのどちらにもデザインとランジャナー文字で書かれたテキストについて紹介されています。

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