古いA. T. A トピカル・カタログ

画像は、以前に友人からいただいたATAの『トピカル・カタログ鉄道切手編』で、1960年版ですが新本のような状態が良い感じです。

ご存知のように、鉄道切手のばあい、真面目な切手の他に切手と名のつくラベルのようなものまで、巷には山のように氾濫しています。
特に、1980年代以降に「いかがなものか」と思う切手(?)が氾濫し、これは世界中の収集家を悩ましているのですが、最も新しい鉄道切手カタログである『ミッヘル鉄道切手カタログ』2018年版を眺めると、「もはや、どうしたものか」とウンザリするのが正直なところ。

そこで思ったのが、切手かどうかわからない切手らしきラベルの発行が始まる以前、すなわち真の鉄道切手がリストされている本書をチェックリストとして活用すれば、真面目な鉄道切手が揃うのではないかと。
もちろん、それ以後に発行された真面目な鉄道切手も沢山あるのですが、それには「当該国に関係するもののみ」という網をかければOKです。

正直、収集するに値するのかどうか迷うことが多いトピカル切手ですが、一つの収集の指針として意外と有効かも知れません。
本書は『スコット・カタログ』ベースのリストで図版は極めて少ないのですが、全世界を含めて27ページのリストを見ると、9割くらいまでは揃えることができそうな気がします。

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