イギリスのマーチン・プレデシマルからの1リーフ。
12進法ってやつですね。
小学校の3年か4年の頃だったと思いますが、その12進法を知っていて学校で先生にビックリされたことがあります。
もちろん、イギリス切手のおかげ。
この切手の基本分類は、エリザベス像の下辺の形による Head A・B・Cの分類で、次に糊の分類が加味されます。
画像のリーフは Head A 。
そして、上の6枚が Gum Arabic で、下の15枚が PVA Gum になります。
基本的には Gum Arabic が早くて最初の発行である1967年のグループなのですが、赤の4d だけ1969年発行の切手帳になります。
PVA Gum は、それに続いて1968年から発行が始まります。
それにしても、裏糊の分類ってつまらないです。
だって見えませんから・・・。
ひっくり返して裏側並べてもねぇ・・・。
センスが無いだけです。
その点、燐線の分類は良いですね。
日本の発光切手と違って、リーフに貼っても見やすいですから。
リーフの画像では見えませんが、リーフを肉眼で観察すると燐線中央1本とか、両サイド2本とかよくわかります。
12進法はスタンプマガジンで知りました。
12ペンスで1シリング、20シリングすなわち240ペンスが1ポンド864円と言う通貨体系、
あまりにも煩雑なので1ポンド100ペンスの現行の通貨体系になったわけです。
そのイギリスの通貨改革の数ヶ月後にニクソンショックが起き、国際通貨体制は激動の時代に入りました。
温情菩薩さん
いつも、ありがとうございます。
ニクソンショックではないですが、父親から「1ドルは300円だから」と教えられました。
そして、その前は360円だったことも。
小学生ながらスコットカタログを見ていたので、そうしたことも強みでしたね。
それがきっかけで、各国の通貨単位に興味を持ったりしました。
フラン、ポンド、マルク、クローネ、ペソなどなど。
切手のおかげで、全く普通の子供じゃなかったですねぇ・・・。