第1次ローマ字入りの改色で、1次の渋い刷色も素敵でしたが、今回はグッと明るくなって印象がだいぶ変わりました。
例えると1次が梅雨の雨で、3次は梅雨の晴れ間って感じでしょうか。
どちらも好きです。
昭和47年1月21日の発行当初は定形外50グラムまでに使用されましたが、発行から11日後の2月1日の料金改正(本来はこの改正のために発行された)で、定形重量便に使用されています。
リーフの使用例は更に後の昭和51年1月の料金改正のもので、第3種定期刊行物50グラム料金に使用されるようになり、これはたくさん残されているようです。
発行当初の11日間料金って、20円松ではよく言われるし注目もされますけど、25円も同じなんだよなぁ・・・。
そうです、俗に言う「魔の11日間」の使用例は見たことがありません。
いまヤフオクで某大物郵趣家(故人)
が自分あてに送ったものらしき品が出てます。
温情菩薩 さま
ご覧いただき、ありがとうございました。
ご教示いただいたヤフオクの件、先ほど確認しました。
やっぱり、わざとらしさが前面に出てしまいシックリしませんねぇ・・・。
やはりそう思われましたか。
全く同感で、なので私も入札する意欲がわかないのです。
25円新アジサイ貼の料金最終便ですね。まあ尾道の消印ですので一目瞭然ですね。それにしましても、この先生の郵趣に対する情熱と着眼点には恐れ入ります。
戦前~戦後の小松盛雄、荒井国太郎あたりのエンタイアも一般の使用例では先ずお目にかかれない物がそこそこ残されております。郵趣家便でも希少な使用例も多く現在の収集家の手元に大事にコレクションされています。郵趣家便を嫌っていつ手に入るか分からないままズーッと待ち続けるか、希少性に重きを置いて出たとこ勝負で郵趣家でも手に入れるかは難しい判断ですね。私は小松盛雄、荒井国太郎の御両人のエンタイアを所持しておりますが、今となりますと手に入れて良かったな~大正解だったと思っています。
そうですね、小松荒井の両巨頭差出なら、
戦後すぐのエンタイアは本物とわかりますからね。たとえば、桜5銭はがきの初日印に後から文面書き足した偽物もありますが、その心配がない。
また、よくこれを作って残しておいてくれたと。
終戦後数年は郵趣家便が珍重される希有な時期です。時代が下るとN氏あてやN氏自身の差出も出てきますが、少し作為度感が増してきます。
初老の趣味人 さん
いつも、ありがとうございます。
私のばあい、郵趣家便を収集に入れるかどうかの判断は、「時間的洗礼を受けているか」ですね。
そうした意味で、荒井国太郎、小松盛雄さん辺りはOKで、実際のところ数通ですが入っています。
それが昭和47年となると「まだ、ちょっとな〜」という感じがします。