『津田沼徒然草 NEXT』No.8

5日ぶりの我家。
帰ってみたら、ebayの落札品やら国内外からのオークション誌、仕事関係の学会誌などの郵便物が机の上にドカッと。
そして、その中にあった一冊がこれ。

例によって、編集者好みのマテリアルがページのあちこちにてんこ盛り。
こういうのは、文字を読まなくても見ているだけで実に楽しい。
これが消印の良いところだと思います。
なにしろ消印自体が物語ってくれますからね。

今号で最も目を引いたのは、「伊勢国の郵便局の便号と集配時間及び集配逓送人員数」。
これは、明治26年6月5日に津郵便電信局が神戸郵便電信局宛に出した回答文書なのですが、特に私が興味を持ったのは局ごとの集配逓送人の人数が記されているところで、限られた地方の数字ではありますが、一地域のまとまった実態を示す史料として、極めて興味深く有益だと思います。
よい史料を見せていただきまして、ありがとうございました。

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