ネパール・1958年3倍重量便

画像は、約30年ぶりに作り替えたリーフのカバー。
貼られた切手は、1941年発行の2 Pice 切手が9枚で合計18 Pice 料金。
そして消印を読むと、Chautara 局で2014年2月10日であることがわかりますから、これを西暦に計算し直すと1958年2月21日になります。
このシリーズとしては、かなり新しい時期の使用例になりますが、押された消印の形式とも矛盾はしていません。

さて、ここで当時の郵便料金表を見ると、基本料金は1tota(11.66グラム)まで6 Pice で、その後は単純に同じ分だけ増えていきますから、18 Pice だと3 tora までの3倍料金になります。
つまり、23.33〜34.98グラムまでの重量便ということになります。
念のため、他の種別を確認しても該当料金に一致するものがないので、これで解決。

冒頭で30年ぶりに作り替えたリーフであると紹介しましたが、古いリーフを見ると、当時はそこまでの知識が無かったので、郵便料金には触れていませんでした。

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