昨日に続いて菊青枠葉書。
この時期の使用例には、単純に書留といっても2種類が存在します。
菊青枠葉書の発行は、明治32年5月25日。
そして、明治32年9月末までの書留料金は6銭で、10月1日からは1銭値上がって7銭になりました。
つまり、同じ書留でも6銭時代と7銭時代があって、6銭時代はかなりの短命というわけ。
ですから、専門コレクションには、きっと6銭と7銭の2通の書留使用例が揃っているのだと思います。
で、僕のコレクションは単純なカタログ・コレクションなので、もちろん1通しかありません。
それも、少ない中でも目にする7銭の方が・・・。
安価な使用例が大部分の菊青枠葉書の中でも、書留使用となると高いですね。
「青枠のくせに、なんてヤツだ」って感じです。
まぁ、それでも田舎に居た時の入手品なので、ローカル価格でしたが。