画像は「花・貝・文化財シリーズ」の260円切手1枚貼りで、別に珍しくもなんともない使用例です。
内訳は、第1種基本料金60円に、速達料金200円の合計になります。
一応、消印データを示せば、
京橋 昭和61年1月6日
芝 昭和61年1月7日
で、もちろん東京の京橋局から東京の芝局。
差出人の住所は、東京都中央区銀座6丁目・・・で、今なら銀座のメインストリートに店を構えるユニクロ銀座店の裏側にあたります。
そして宛地は、東京都港区新橋4丁目・・・で、新橋駅隣接地。
この距離を地図で測ったら、ちょうど1キロメートルでしたから、まぁ徒歩15分ですね。
何を送ったのかはわかりませんが、この距離を速達で、名宛人には「至急」のハンコで訴えています。
そして翌日配達。
明治時代だったら、小僧さんに持って行かせる距離ですね。
しかも、小僧さんなら15分で配達。
世の中、便利になったのか、不便になったのか、どっちでしょう?