画像は、琉球の米貨単位暫定切手のアルバムからの1リーフ。
切手が貼ってありませんが、これはこれでよいのです。
なにしろ普段のリーフなので、資料的なものも綴じてあると、その切手を説明するのによくわかります。
リーフには、旭堂印刷所での目打作業の様子を記録した写真を貼ってあります。
この写真は有名なので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
手前の女性は旭堂印刷所の社長の奥さんで、奥の男性は従業員と言われています。
2人が手動の単線目打器を扱っており、周囲にあるのはもちろん米貨単位暫定切手。
もともと旭堂印刷所には目打器が1台しかなかったので、那覇市内の印刷所から6台を借用し、7台フル回転で目打作業をしています。
他の6台は教職員会印刷、共同印刷、暁印刷、南西印刷、光文堂、佐川印刷で、それぞれのゲージもわかっています。
また別の写真になりますが、印刷機の脇には検査台が置かれ、琉球郵政の職員3人が検品をしている光景も記録撮影されています。
直接的なマテリアルではありませんが、こうした資料も大切です。
今年もよろしくお願い致します。
私もドル暫定切手を集めています。
興味深い写真を見せていただきました。ありがとうございます。