昨日、家内と横浜のみなとみらい21に行ってきました。
あそこは、何度行っても不思議な所、というか感慨深い所というか・・・。
というのも、あのエリアの数十年前の姿が脳裏に焼き付いていて、行くたびに「どこなの、ここは?」という感じなのです。
当時、横浜駅から根岸線(京浜東北線)に乗り、桜木町に向うと海側に広がっていたのは国鉄横浜機関区に高島貨物駅、それが過ぎると三菱重工の造船所があって、いつも巨大なタンカーとか船を造っていたのが見えたのです。
そして、そんな街の色は赤さび色。
ちょっとしか離れていないのに、横浜駅西口(今「そごう」がある東口は場末感満載で、ほとんど利用する人はいなかった)のオシャレなイメージとは、ギャップが大きすぎる風景が展開されていたエリアだったのです。
下の切手は、1989年に発行された「横浜博覧会記念」切手。
この横浜博覧会は、みなとみらい21の街開きの意味合いも含めた地方博覧会でした。
実は、みなとみらいの街計画は、意外と古く1965年にまで遡ることができるのですが、その後のオイルショックなどの影響もあって本格的に始動するのが遅れ、1980年代の再開発で今の姿になります。
下の切手は、2012年に発行された「ふるさと切手神奈川県」からの1枚で、みなとみらい地区の夕焼け。
ホテルの部屋から撮影した夜景が、下の画像です。
「ふるさと切手」の下の方に、赤く長細く見えるのが赤レンガ倉庫で、下の画像になります。
切手では、画像とは反対の海側からの構図。
この赤レンガ倉庫は、元は横浜税関の保税倉庫で明治時代から昭和50年代まで使われていました。
そこに設置されているクリスマスツリーが下の画像。
綺麗ですね。