昨日到着した『Railway Stamps』第217号に、画像の「汽車・汽船・脚夫〜今年の切手趣味週間の切手から〜」を掲載していただきました。
ご存知のとおり、今年の切手趣味週間には鉄道郵便車が描かれていますが、その鉄道郵便車をキーワードに明治初期〜中期の東京と関西を結ぶ郵便逓送について、鉄道郵趣研究会の一部会員の間で話題となりました。
タイトルの「汽車・汽船・脚夫」は、当時の逓送手段を現したもので、本文では実際の使用例を用いて、公文書や時刻表など裏付けとなる資料を紹介しながら、鉄道と汽船、鉄道と汽船と脚夫を用いた逓送方法の解説を進めました。
東京と関西を結ぶ使用例のばあい、差立印と配達印が押されていれば多くのばあい説明がつきます。
もちろん「はて、どっちかな?」と判断に苦しむ、あるいは決められない使用例もありますが、それは世の常というもの。
郵趣家として、マテリアルをどう読むのか?
それを一つ示すことは出来たと思います。
三浦です。
この掲載誌は原稿執筆者には2部送ってあります。
友人知人に配布のために、さらに必要であれば、7部程度までであれば
送ることができます。
遠慮なくご用命ください。