ハンガリー・プレスタンプ

フラップを展開したら上下の寸法が218ミリもあるので、あまり好ましくないリーフになってしまいました。
タイトル、テキストともにちょっとイレギュラーな仕上がりです。

主題は消印。
1749年に開局した Szigeth 局という現在のハンガリーに位置する局で、1842年3月27日の使用例です。
消印は、大別でタイプCという楕円形印、細別でZ6というサブタイプのもの。

普通料金は「12」書かれているので、重さ1/2 loth までの16〜18局区間料金で、料金は差出人が完納しています。
ここまでは何ともないのですが、引っかかるのは「er」の書込みで、この書込みは書留受領通知が必要な時に書き込まれるのですが、このカバーって書留なの?って感じ。
見たところ、普通のカバーに見えるのですが・・・。

宿題の多い使用例なのですが、こうして整理しておくと、記憶の中に残っていて何かの拍子に解決できるもの。
今までも、そうでしたから。
それは、明日かもしれないし、10年後かもしれません。

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