葉書の中でも、収集対象としてはちょっと地味(暑中見舞葉書ほどではありませんが・・・)な存在の年賀葉書。
日本切手収集家の中でも、多くの人が年賀葉書は1種1枚で上がりではないかと思います。
ですが、こんなものもあるのです。
画像は昭和25年用の寄付金付で、組合カタログの番号で言えば「年は2」。
使用済ならたったの300円の評価ですけど、実際は更に安く100円で買えます。
この葉書でよく見てほしいのは、下の画像の部分。
葉書下部の組み分け番号の部分です。
矢印で示した部分が、上の画像と下の画像では異なります。
「061組」の方はノーマルですが、「111組」の方は上に小さな線のような点が2個で、下には1個あります。
このタイプ違いは、丸島一広さんが昭和51年に気がつかれたのですが、あまり収集の中で取り込まれていないように思います。
実は、ここに示した以外にもう1種類あるので、この組分け番号で3種に分類されるわけです。
皆さんの収集品はどうでしょうか?