『横浜郵趣』のバックナンバーを見ていたら、こんな付録が出て来ました。
明治4年の横浜郵便役所開設に伴う郵便料金表なのですが、「横浜ヨリ近傍村々へ届状賃銭表」が後ろの方へ付いています。
自分がもともと鎌倉出身なので、「鎌倉はどうかな?」と確認すると、いろいろと出ています。
今の感覚からすると鎌倉はとても「近傍」とは思えないのですが、明治初期では「近傍」なんですね。
恐れ入りました。
実家は「津村」に該当するのですが、五里以内に該当して仕立便で三貫文、幸便だと九百文です。
この料金表から抜粋したのが『日本郵便料金大系』に掲載されているのですが、やはり加工されていない生の資料を見ると違います。