郵便車の小型印

画象は、新入手の小型印を整理したリーフ。
普段の整理リーフなので、『官報』の告示も下に貼り付けてあります。
こうした資料もネットのお陰で、すぐに画像資料として入手できるのですから、こうした利便性を活用しない手はあり得ません。

肝心の小型印ですが、昭和24年12月14日の「新式鉄道郵便車竣功記念」。
郵便車が図案の主題なのですが、郵袋が手前の空きスペースに描かれ、上のスペースには郵便旗も。
なかなか良い出来栄えというか、この頃の小型印には秀作が多いと思います。

このタイトルのある「新式郵便車ってなんだろう?」と思い調べてみると、昭和24年に日本車輌東京支店で6両が作られた、オユ36形式のことだとわかりました。

皆さんは、駅に停車している郵便車を見たことが多いと思いますが、車体の側面に小さな郵便差し立て口が付いていたのをご記憶でしょうか?
つまり、ホームに停車中の郵便車に、手紙を投函できるようになっていたわけです。
その手紙投函口を初めて設置したのが、このオユ36形郵便車だったわけです。

ちょっとしたマテリアルの調査から、鉄道郵便に関わる面白いことがわかりました。

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