汽車の時刻

ステーショナリーの仮貼りリーフに、果てしなく昔から放置状態の小判葉書。
なんで入手したのかもさっぱり覚えていないのですが、状況的に見るとたぶん「横浜」の停車場印じゃないかと思います。
もちろん、珍しいわけではなくて沢山あります。

で、そんなのを見ながら急に思ったのが「何時の汽車で運ばれたのか?」ということ。

停車場印なので、抹消は見ての通り到着地で押されます。
そのデータは、
東京/明治15年1月16日ほ便
です。
肝心の便号表示部分がスリップしていて見難いのですが、ルーペで覗くと間違いなく「ほ便」と読めます。

ほ便に対応しそうな、当時の横浜・新橋間の汽車の時刻を調べてみると、横浜12時発、新橋12時55分着が対応しそうです。
その前の横浜10時45分発だと、新橋が11時40分なので、もう1便前の「に便」になると思います。

この推定が100パーセント正しいとは思いませんが、古い時刻表を見ながら「あーでもない」「こーでもない」と、考えるのも楽しいものです。

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